最近、投資信託がまるで安全・安心な商品のように取り扱われています。

「銀行や証券会社もおすすめしているし、投資信託なら運用を安心して任せられる。」

そんな風に考えていませんでしょうか?

 

投資信託は決して安全・安心な商品ではありません。

投資信託でも大損する可能性があるのです。

 

やはり投資信託で大損した?2018年~2019年の株式市場

2018年9月29日に当サイトでは次の記事を書きました。

【投資信託で大損する前に】今売り抜けるべき3つの理由とは

 

この記事の執筆時点で株式市場は十分高値をつけているので、投資信託を売り抜けるべきだという話をしました。

もちろん商品によって値動きは違いますが、インデクスファンドや大型株主体の投資信託は日経平均など株式市場全体の動きに連動します。

 

その後の日経平均の推移はどうなったでしょうか。

 

 

2018年10月1日に最高値を付けたものの、その後は年末にかけて急落していき20%以上も下落しました。

 

もし、2018年9月29日に私の記事を読んで10/1(月)に売却していたら最も高値で売り抜けることが出来ていました。

残念ながらそんな真剣に読んでくれている人はほとんどいないと思いますが笑

 

いずれにせよ投資信託も全く安全・安心な商品ではないのです。

証券会社の営業マンが教えてくれない、投資信託で大損する3つのパターンを紹介します。

 

①レバレッジをかけた投資信託

絶対にやってはいけないのがレバレッジをかけた投資信託です。

楽天日本株4.3倍ブルなどが有名ですね。

 

(出典 目論見書:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000CCD0)

 

これは日本の株式市場の値動きの4.3倍動くというものです。

利益が出るときは4.3倍、損失も4.3倍というとんでもないのものです。

 

上手くいけば儲かりますが、失敗したら簡単に元手なんて吹き飛んでしまいます。

投資の世界では、大きく儲けるよりも大損しないようにすることが大切です。

 

レバレッジ型の投資信託は大損する可能性が高いので避けるようにしましょう。

 

ただ、余談ですがこういったレバレッジ型の投資信託はけっこう人気があり買い付けランキングでも大体トップ3には入っています。

皆さん一気に大儲けしたいんですね。

ギャンブルが好きな方は良いと思います。

 

そうでない方は投資しないようにしましょう。

 

②流行りもののテーマ型投資信託

続いて買ってはいけないのはテーマ型の投資信託です。

  • ロボット
  • AI
  • ゲノム
  • etc・・・

 

何となくこれから流行りそうな企業に投資する投資信託です。

(出典 目論見書:https://www.nikkoam.com/files/fund_pdf/644552/file/644552moku.pdf)

 

これらの流行りものは、投資信託として売られている頃には十分に値上がっています。

 

そもそも投資する理由が

  • 何となくこれからの時代に合っている
  • 何となく凄そう

 

といった何となくで買ってはいけません。

きちんと投資先の企業群を分析した上で購入の判断をすべきです。

 

ただ、こういった流行りのテーマ型投資信託の投資先企業は、まだ十分な利益が出ていないのに株価だけ高騰しているという事がよくあります。

企業のビジネスの実態が伴っていないのに期待感だけ先行して株価が値上がっている訳です。

 

皆がまだ気づいていない企業に先行投資する分には構いませんが、投資信託として広く多くの人に売られる段階で、期待感を理由に買うのはNGです。

 

流行りのテーマ型投資信託は買わないようにしましょう。

 

③毎月分配型の投資信託

最後は毎月分配型の投資信託です。

日本では人気のタイプの投資信託ですね。

 

毎月分配型という事で毎月配当金がもらえます。そのためお得な気持ちにはなります。

しかし、毎月分配型というのは実は大損しやすい形式なのです。

 

投資では基本的に元手が大きい方が利益も大きくなります。

さらに、毎月分配型の投資信託では大抵投資による収益よりも分配金の方が大きくなっています。

 

例えば毎月1%の利回りで運用できる商品があったとして、分配のありなしで比較してみましょう。

  • 100万円を運用
  • 月利1%
  • 配当は毎月2万円とする

 

分配金あり(資産額) 分配金あり(配当金累計) 分配金なし
1か月後 99万円 2万円 101万円
6か月後 93.8万円 12万円 106.1万円
12か月後 87.3万円 24万円 112.7万円
24か月後 73万円 48万円 127万円
収益合計 21万円 27万円

 

上記はあくまで簡単な条件での計算になりますが、収益の合計を比較すると

  • 毎月分配型 21万円
  • 分配金なし 27万円

 

毎月分配型の方が20%以上も損をしている事が分かります。毎月分配型はただ純粋に損をするシステムなのです。

 

こまめにお金を受け取れる方が嬉しいという気持ちは分からなくもないですが、それは落ち着いて考えると損をしているだけです。

安易に惑わされないようにしましょう。

 

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