ひふみ投信やひふみプラスは言わずもがな超有名な投資信託です。
中小型の割安株や成長株に投資する事で好成績を残し人気を博してきました。
一方で、ひふみ投信と同様、中小型割安成長株をターゲットにする投資信託「ジェイリバイブ」も人気です。
こちらの投資信託も設定以来、好成績を残してきました。
しかし、今年に入って苦戦を強いられているようです。
ジェイリバイブの不調をささやく声もある中、今後についてどうなるか考えていきたいと思います。
目次
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)とは
ジェイリバイブの基本情報
(出典 目論見書:http://www.sbiam.co.jp/fund/pdf/89311067_jrevive_koufu_20181024.pdf)
商品名:SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称: jrevive)
主要投資対象:中小型割安成長株
商品分類:追加型/国内/株式
信託期間:無期限(設定日:2006年7月31日)
購入時手数料:3.24%(税抜き3.0%)以内
信託財産留保額:0.3%
運用管理費用(信託報酬):純資産総額に対して年率1.836%(税抜1.7%)
委託会社:SBI アセットマネジメント株式会社
ジェイリバイブが人気の理由とは
ジェイリバイブの素晴らしい運用成績について
それでは、まずジェイリバイブが人気な理由から見ていきましょう。
それは何といっても残してきた大変素晴らしい成績にあります。
(出典 目論見書:http://www.sbiam.co.jp/fund/pdf/89311067_jrevive_koufu_20181024.pdf)
ここ10年間の成績を見ても素晴らしい数字ですね。2017年まで毎年プラスとなっています。
一番収益率が高かった2013年にはなんと75.41%を記録しています。
そして続く2014年、2015年も40.14%、32.00%と驚くべき成績となっています。
(出典 SBI Asset Management:http://apl.morningstar.co.jp/webasp/sbi_am/pc/basic/sa_2006073104.html)
また、平均リターンで見ても素晴らしい成績を残しています。
10年平均で24.62%です。
ここまでハイパフォーマンスを記録している投資信託はとても稀有な例だと思います。
一方で、ここ1年は-10.04%とマイナスの結果となっています。
中にはここだけを見てジェイリバイブが不調であると考える人もいるようです。
ハイパフォーマンスの秘密はエンジェル?
なぜジェイリバイブはこれだけ素晴らしい運用成績を残せたのでしょうか。
その秘密はエンジェルにあります。
エンジェルのご加護があったからこそジェイリバイブはあれだけの成果を挙げられたのです。
え・・・?と思われた方
もちろんスピリチュアルな話ではないので安心して下さい。
実はジェイリバイブを運用しているのはSBIアセットマネジメント株式会社ですが、エンジェルジャパン・アセットマネジメント株式会社という投資顧問会社から助言を受けて運用を行っているのです。
(出典 SBI Asset Management:http://www.sbiam.co.jp/report/angeljapan.html)
エンジェルジャパン・アセットマネジメントはジェイリバイブに止まらず、日興グローイング・ベンチャーファンド等にも投資助言を行っています。
その結果、数多くの好成績を残しています。
エンジェルジャパン・アセットマネジメントは受賞歴多数
エンジェルジャパンが助言を行っている投資信託は多くありますが、ジェイリバイブだけで見ても数多くの賞を受賞しています。
- R&Iファンド大賞2018「投資信託10年/国内中小型株式」部門『優秀ファンド賞』
- R&Iファンド大賞2017「投資信託10年/国内中小型株式」部門『最優秀ファンド賞』
- R&Iファンド大賞2017「投資信託/国内中小型株式」部門『優秀ファンド賞』
- 「トムソン・ロイターリッパー・ファンド・アワード・ジャパン2017」『最優秀ファンド賞』
ここ2年で見てもこれだけの賞を受賞しています。
まさに圧巻ですね。
ジェイリバイブは非常に地力のある投資信託だと言えるでしょう。
ジェイリバイブの今後はどうなる?
ひふみ投信の今後には期待感
それでは、ジェイリバイブの今後はどうなっていくのでしょうか。
同じく中小型割安成長株に投資する事で成長してきたひふみ投信と成績を比較してみましょう。
(出典 モーニングスター:http://www.morningstar.co.jp/FundData/SnapShot.do?fnc=2006073104)
オレンジ色の線がジェイリバイブ
赤色の線がひふみ投信
緑色の線がTOPIX
です。
ジェイリバイブやひふみ投信はTOPIXを大きく上回っており大変素晴らしい成績を残している事が分かりますね。
また、ジェイリバイブとひふみ投信の成績は似たような推移を示している事も分かります。
両者ともここ1年ほどは運用成績がマイナスとなっており不調と言う人もいますね。
しかし、それで勢いが止まっている訳ではありません。
ひふみ投信を運営するレオスキャピタルワークスはなんと12月に上場しますし、これまでの運用成績を考えればここ1年の成績は過度に心配する必要はないでしょう。
個人的にはひふみ投信の今後には大きな期待感を持っています。
エンジェルジャパン・アセットマネジメント代表「宇佐美博高」
ひふみ投信の運営者はカンブリア宮殿にも出演した著名人、カリスマトレーダーの藤野英人さんですね。
それではエンジェルジャパン・アセットマネジメントはどのような人が運営しているのでしょうか。
(出典 モーニングスター:http://www.morningstar.co.jp/event/1601/angeljapan/index.html)
宇佐美博高さんという方が代表取締役をされています。
経歴を見ても一流の経歴ですね。
テレビ出演も果たした藤野英人さんと比較すると、確かに知名度はそこまで高くないかもしれません。
しかし、先程の運用成果を見て下さい。
(出典 モーニングスター:http://www.morningstar.co.jp/FundData/SnapShot.do?fnc=2006073104)
あの藤野英人さんに勝とも劣らないと言える運用成績を残してきた人なのです。
今年の成績だけを見て心配するのはナンセンスです。
柔軟に市況を踏まえた投資戦略を展開してくれることでしょう。
個人的にはジェイリバイブの今後には大いに期待しています。
また、一般的な投資信託以外にも魅力的な投資信託は数多くあります。
特に独立系の投資信託はそれぞれ会社独自のノウハウで非常に魅力的な運用を行っています。
投資戦略が優れている為、大きなリターンが期待できますし、他では見られない様なユニークな運用を行っている会社もあります。
普通の投資信託で満足できない方は、ぜひ下記のおすすめファンドを参考にしてみて下さい。