「投資信託の真髄」とは

はじめまして。「投資信託の真髄」の管理人、ニッシーです。

まずは簡単に自己紹介をしたいと思います。

 

私は大学卒業後、新卒として大手の日系証券会社に営業マンとして就職しました。

そこでたくさんのお客様とお話しさせていただき、投資や運用をしたいと考えている方々の困っていることや悩んでいることに触れてきました。

 

その後、外資系投資銀行に転職し、債券運用や投資信託/ファンドの組成に携わり、銀行や証券会社で取り扱われている金融商品の背景や仕組みについての理解を深めました。

 

その一方で、個人でも資産運用を続けてきました。

株、投資信託、FX、不動産など一通りのものを経験しましたが、最終的には株やファンドでの運用が中心になっています(一部、不動産や保険なども続けていますが)。

 

今現在は、投資銀行も退職し、IFA(Independent Financial Advisor, 独立系ファイナンシャル・アドバイザー)として資産運用のアドバイスをしつつ、自己資産を運用して生計を立てています。

 

そうやって、自分が今まで金融の世界に長くいた経験を活かし、たくさんの個人投資家さんの参考になる情報を発信をしていこうと思い、本サイトを立ち上げました。

 

当サイト「投資信託を全て買ってみた」では、巷に溢れる数多くの投資信託や証券会社について、たくさんの金融商品に触れてきた経験を活かして、一つ一つ丁寧に解説していきます。

 

投資信託は、身近なものでありながら、選択肢も多く資料も複雑で実はきちんと理解できていないという人も少なくありません。

少しずつではありますが、一つでも多くの投資信託を解説し、みなさんのお役に立てればと思っています。

 

 

なぜ投資信託なのか

なぜ、数ある金融商品の中から「投資信託」を中心に解説していくことにしたのかお伝えしたいと思います。

 

株や不動産、FX、など投資の選択肢は色々とありますが、やはり投資信託での運用を考える人は少なくありません。

また、一企業、一物件に投資するのとは異なり、複雑な投資信託での運用は、きちんと理解ができず、頭を抱えてしまうばかりか(きちんと悩めるならまだマシですが)、損をしてしまう人も少なくありません。

投資信託を解説することにした2つの理由を順に説明していきます。

 

投資信託は種類が多い

そもそもなぜ投資信託で悩む人は多いのでしょうか?

銀行や証券会社で勧められる(営業される)機会も多く、たくさんの方が選択肢として考えやすいという背景も考えられますが、そもそも投資信託は種類が多く迷ってしまうという点も原因として考えられます。

 

投資信託協会が公開しているデータによると、2018年6月末時点での公募投信の数は6,216本(純資産総額は

121兆807億6400万円)です。

 

一方で、上場株式会社の数は3,635(2018年8月8日時点)にすぎません。また、FXについては、業界最大手のSBI FXトレードでも26の通貨ペアしかありません。

不動産の数は正確なデータが調査できませんでしたが、個人で投資できる予算・地域の中に数百〜数千の選択肢があるとは考えにくいでしょう。

 

このように他と比較しても選択肢の多い投資信託は、まさに悩みのタネが尽きないと言って良いのかもしれません。

参考サイト:
 統計データ - 投資信託協会 https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/data/
 上場会社数・上場株式数 | 日本取引所グループ https://www.jpx.co.jp/listing/co/index.html
 業界トップクラスの取扱い通貨ペア | SBI FXトレード https://www.sbifxt.co.jp/advantage/point9.html

 

投資信託は複雑で難しい

もう一つ、投資信託が悩ましい理由として、投資のスキーム(仕組み)が複雑で、理解が難しいという点も考えられます。

 

一般社団法人投資信託協会によると、投資信託の仕組みは以下のように説明されています。

投資信託は「投資信託運用会社」で作られ、主に証券会社、銀行、郵便局などの「販売会社」を通じて販売され、多くの投資家からお金を集めます。投資家から集めたお金はひとつにまとめられ、資産管理を専門とする、「信託銀行」に保管してもらいます。運用会社は、集めたお金をどこにどうやって投資するのか考え、その投資の実行を、お金を管理している信託銀行に指図します。このことを運用指図といい、運用会社がその権限を持っています。そして、信託銀行は運用会社の指図を受けて、株や債券の売買を行います。

 

また、図に表しても以下のように複雑です。

出典:投資信託の仕組み - 投資信託協会 https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/scheme/

 

このようにたくさんのプレイヤー(組織)がそれぞれの役割を担い、複雑に絡み合っているのが投資信託です。

また、これはあくまでも一般的なスキームであり、投資信託によってはマザーファンドの下にファンドが紐づいていたり、投資対象のファンドが複数あったりと、より複雑なものも少なくありません。

 

また投資目論見書を一つとっても、投資信託毎に細かく記載されており、一つ一つ丁寧に読み込んで理解するのには骨が折れます。

最近、注目を集めているひふみ投信の目論見書は全12ページで以下のようになっています。

参考:1706_ひふみ投信交付目論見書_170601.indd https://123.rheos.jp/investment/prospectus/ht_prospectus_kofu_20170624.pdf

 

投資信託での運用を考えるのであれば、候補となる銘柄を探し出し、それら一つ一つについて、こういった細密な目論見書を理解し、複雑なスキームを把握しなければいけません。

ファンド・オブ・ファンズ(ファンドに投資するファンド)の場合、さらにその先のファンドの目論見書までしっかりと把握する必要があります。

 

このように簡単には理解できない投資信託に頭を悩ます人が後を絶えないのも無理はありません。

 

投資信託の運用で悩む方の参考になれば

資産運用が身近になる中で、投資信託はあたかも「誰でも始めやすい」「簡単」なもののように説明されます。

確かに、口座の開設が容易なことや、取引のしやすさ、投資に必要な金額の小ささなど、ハードルが低い面もあります。

しかし、実際の投資(運用)は決して簡単なものではありません。気軽に始めてしまったが故に、後から損をするという人も少なくありません。

 

そういった被害をなくすためにも、皆さんの気になる投資信託を一つ一つわかりやすく解説していけたらなと思っています。

 

最後に、このサイトで紹介する投資信託は、あくまでも調査・解説のために購入するのであって、決して全ての投資信託を保有することで資産運用をしようというものではないことを補足しておきます。

私自身が実際に運用しているファンド等については、また別の機会にお話ししたいと思いますので、それも楽しみにしていてください。

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