2019年の4月30日に平成が終わり、5月より元号が新たに「令和」に変わります。また来年2020年には東京オリンピックも控えており、まさに時代の節目となることが期待されます。

明るいニュースも多い一方で、忘れてはいけないのは10月には消費税が10%に増税されるなど、経済面のニュースです。経済成長に伴いインフレも進んでおり、資産運用はますます重要な課題です。

 

あまり実感はない方も多いかもしれませんが、知らず知らずのうちに値段が上がっているものは少なくありません。最近気になったニュースに、『週間少年ジャンプ』の価格推移があります。1970年の創刊時に90円だったジャンプは、その後1996年に200円→2014年に250円→2019年現在は270円、と少しずつ着実に値段が上がっているのです。

『ジャンプ』は学生を中心に愛読されているため、数十年に渡って買い続ける人はあまり多くなく、気づきにくいかもしれませんが、ご自身が昔買っていた値段よりだいぶ高くなっていて驚いた方も少なくないのではないでしょうか。近く増税のタイミングでさらに値上がりし、2~3年のうちに300円を突破するという見方をする人も出てきています。

 

このようなインフレは至るところで起きています。そんなインフレに対応するためにも資産運用は重要な手段です。金利が0.01%しか付かないような銀行に預けていては、インフレについていけず、相対的に資産を減らすことになってしまいます。

ここでは、資産運用の具体的なプランやおすすめの運用方法について考えていきたいと思います。

 

1,000万円を10年運用シミュレーション

ここでは1,000万円というまとまった資金を運用することを考えいきます。この決して小さくはない1,000万円という金額を運用に回せるという人は、投資の幅も広がり、様々な方法で運用できるようになります。

ですが、投資の方法について考える前に、まずは計画を練るところから考えていきましょう。年利何%で何年運用すると資産を2倍、3倍にできるのかシミュレーションしていきます。

運用年数
年利 1年 3年 5年 7年 10年 15年 20年
1% 1.01 1.03 1.05 1.07 1.10 1.16 1.22
2% 1.02 1.06 1.10 1.15 1.22 1.35 1.49
3% 1.03 1.09 1.16 1.23 1.34 1.56 1.81
5% 1.05 1.16 1.28 1.41 1.63 2.08 2.65
7% 1.07 1.23 1.40 1.61 1.97 2.76 3.87
10% 1.10 1.33 1.61 1.95 2.59 4.18 6.73
15% 1.15 1.52 2.01 2.66 4.05 8.14 16.37

 

表を見ていただくとわかる通り、10年で資産を2倍にするためには年7%での運用が必要になります。この数字をどう考えますか?思ったより小さいと感じる人も多いかもしれません。「複利」できちんと"長期"運用すると、資産は雪だるま式に増えていきます。

ちなみに複利で運用した時のリターンの概算として「72の法則」というものがあります。72を年利で割ると、資産が2倍になるまでにかかる年数が"ザックリ"とですが求められるのでぜひ参考にしてみてください。

 

特に、資産運用初心者の中には「年10~15%の利回りは欲しい!」などと欲を出す方もいらっしゃいますが、不必要に高い利回りは、いたずらにリスクを増すばかりです。

反対に、リスクを恐れリターンを小さくしすぎると資産はほとんど増えません。年2~3%の利回りでは、20年運用しても1.5~1.8倍にしかなりません。特にインフレ率が2%と仮定すると、ほとんどリターが得られないことになります。

やはり長期で運用することを考えると年5~10%程度の利回りが最適だと考えられます。

 

おすすめ運用方法とは

投資信託は適していない

資産運用の手段として人気の「投資信託」ですが、長期で運用することには適していません。投資信託で運用するメリットとして、

  • 手数料の安さ(?)
  • 銘柄数、選択肢の多さ
  • 購入単位の小ささ

などが挙げられますが、いずれも長期でまとまった資金を運用しようと考えている人には無縁のものです。

投資信託は、売買手数料が安いですが、運用の過程でポートフォリオを見直し、何度も売買を繰り返す必要があるため、結果として無視できるものではありません。

また、選択肢が多いということはそれだけ銘柄選びが難しいということであり、6,000以上あるファンドから適切なものを見つけ出すことは至難の業です。購入単位が小さく1,000円から投資ができることが、まとまった資金を運用しようと考えている人にとって無縁なことは言わずもがなです。

そもそも自分で運用すること自体、手間も労力も、また知識や経験も必要になってきます。

 

投資信託ランキングで上位にくるものもありますが、その多くはインデックスファンドです。

確かに、インデックスファンドは長期で安定しており悪くありませんが、期待利回りが2~3%であり、先述の通りリターンとしては心許ない部分があります。定期預金よりはマシかもしれませんが、資産を形成したいと考えている人には不十分かもしれません。

 

ヘッジファンドを活用する

「ヘッジファンド」と聞くと専門性も高くハードルも高いと考えている人もいるでしょう。確かに募集のハードルは高く、銀行や証券会社などではなく、直接問い合わせる必要があり、まとまった資金も必要になります。

ですが、一度預けてしまえば、あとは投資のプロが運用を代行してくれるため、あとは手間も一切かかりません。ある程度の手数料は必要になりますが、運用のコストや労力、手間ヒマが全て含まれていることを考えると十分妥当ですし、決して割高ではないはずです。

また、1,000万円というまとまった資金を運用したい方であれば、最低出資金(購入単位)のハードルも超えられるはずです。

 

ファンド選びのポイントとしては、長期で安定した運用が期待できる投資戦略・理念があるかを重視できるとよいでしょう。またそのファンド(のスタッフ)と長く付き合っていけるかも重要です。

また、ファンドの運用も各社各様です。リスクを上げてでも短期で高いリターンを追求するものもあれば、長期でじっくり運用するもの、社会のために投資するものなど様々です。一つ一つをじっくりと精査し、興味のあるものが見つかったら直接問い合わせてみることをおすすめします。

個人投資家におすすめのファンドを以下のページも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

▼おすすめファンドランキングはこちら▼

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