昨年から日本やアメリカの株式市場が伸び悩んでいます。
先進国の経済成長が鈍化する一方で、これからの成長が期待できる新興国に投資したいという人も多いのではないでしょうか。
日本の経済は伸び悩んでいますが、新興国であれば今後何倍にも成長する可能性があります。新興国投資は今とても魅力的な投資市場なのです。
しかし、実際に新興国投資をしようと思うとなかなか難しい点もあります。例えば、証券会社で購入できる新興国ETFは、厳密に言うと新興国投資ではありません。
本物の新興国投資をしたいなら、フロンティア・キャピタル(Frontire Capital)のように専門的に新興国投資をしているヘッジファンドがおすすめです。
その詳細について解説していきたいと思います。
目次
伸びなやむ日本の株式市場
17%と大幅に下落した2018年
2018年は先進国にとって厳しい株式市場となりました。世界中軒並み不調でしたが、日本の株式市場ももちろん下落しました。
年初には1805.16だったTOPIXは、年末には1494.09まで1年間でマイナス17%と大幅に下落したのです。
出典:TOPIX 東証株価指数 (KSISU1000) : 株価チャート [TOPIX] - みんなの株式 (みんかぶ)
https://minkabu.jp/stock/KSISU1000/chart
いまいち振るわない2019年
2019年に入っても株式市場は振るいません。
一時は上昇しましたが、夏にはまた下落し8月末現在で1511.86と2018年末とあまり変わらない状態になっています。
日本の株式市場に代表されるように先進国の株式市場は伸び悩んでいるのです。
これから成長する新興国への投資がおすすめ
将来有望な新興国株式
日本をはじめとした先進国の経済が伸び悩む中で、新興国に投資をする人が急増しています。新興国はこれから国が経済成長していくので、株価の大幅な上昇が期待できます。
株式投資をするなら今後の継続した成長が期待できる新興国が有望なのです。
日本株も6.4倍に成長したバブル
今や成長が見込み辛い日本の株式市場も昔はすごかったのです。
日本がぐんぐんと成長していた、いわゆる「バブル」と呼ばれた1980年頃のTOPIXを見てみましょう。
当時の日本は、経済成長の真っ只中にあり、まさに新興国と同じ状況にありました。
出典:株価指数ヒストリカルグラフ | 日本取引所グループ
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/histidx/index.html
なんと1980年から1989年までの9年間で6.4倍もの成長を記録しています。やはり新興国への投資には大きなリターンが見込めるのです。
新興国ETFは選ぶな!その理由とは
新興国ETFは「新興国投資」ではない
新興国が投資対象として魅力的なことは分かりました。それでは、新興国に投資するにはどうすればいいのでしょうか。
一番お手軽な方法は新興国ETFに投資することです。
しかし、不思議に聞こえるかもしれませんが、新興国ETFへの投資は「新興国投資」ではありません。
一体どういうことなのか、詳しく解説していきたいと思います。
新興国ETFは中国に投資する
新興国ETFはインデックスに連動するように運用されます。
新興国の代表的なインデックスに「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」というものがあります。では。このインデックスの構成内訳を確認してみましょう。
出典:MSCI エマージング・マーケット・インデックスとは? | 投資信託の投信資料館
https://www.toushin.com/faq/benchmark-faq/msciemerging/
中国・韓国・台湾で50%以上を占めています。
つまり、新興国ETFは主に中国と韓国と台湾に投資するETFなのです。肝心のインドやブラジルといった国の割合は10%にも届きません。
これでは新興国投資とは全く呼べません。結局は中国の経済情勢に大きく影響されてしまうことが目に見えています。商品名にだまされないように注意して下さい。
本当の新興国に投資したいならフロンティア・キャピタルを選べ
フロンティア・キャピタルはイランに投資している
本当の意味での新興国に投資するなら、新興国投資専門のヘッジファンド「フロンティア・キャピタル(Frontier Capital)」がおすすめです。
フロンティア・キャピタルはむやみやたらに分散投資せず、新興国であるイランに注力して投資をします。
このように投資国をしぼることで、新興国の成長から得られるリターンをあますことなく受け取れます。
不必要にアジアの国々などをポートフォリオに組み込んでいては、せっかく成長市場に投資しているのにその利益を分散させてしまうだけで意味がありません。
イランの株式はぐいぐい成長している
イランの株式市場はここ1~2年、すごい勢いで成長しています。
こちらが過去5年間のイランの株式市場の推移です。
出典:Tehran Stock Exchange - Indices
http://new.tse.ir/en/indices.html
2018年に入ってから右肩上がりで成長を始め、2018年初めには95,561だったものが2019年8月末には278,674まで上昇しています。
その伸び率は約1年半で2.9倍です。驚異の成長を見せているのです。
引き続き上昇余力を残しているイラン株式市場
イラン株式市場は上昇を続けていますが、まだまだ上昇余力を大きく残しています。
その根拠の一つに、株価が割安であるという点が挙げられます。
イラン株式市場のPERは平均6.51です。日本株式市場のPERは平均13.4なので、半分以下であることがわかります。
この数字だけを見ても、まだまだイラン株は安いことがわかります。イラン株式はまさに今が買いどきの新興国株と言えるでしょう。
フロンティア・キャピタル(Frontier Capital)の詳細は以下の記事でも詳しく記載しています。気になる方はぜひそちらもご一読ください。