セゾン投信とは

セゾン投信は、証券会社などで購入することができない「直販型」ながら、高い注目を集めている投資信託の一つです。

運用資産が2,000億円、口座解説件数も13万件を突破し、「R&Iファンド大賞 最優秀ファンド賞」の5年連続受賞をはじめ、数多くの賞を受賞するなど、名実ともに投資家から高く評価されています。

 

セゾンには

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  • セゾン資産形成の達人ファンド

という2つのファンドがあり、これらを組み合わせることで、私たち投資家はそれぞれに合った運用をすることが可能になります。

ここでは、このセゾン投信について考えてみたいと思います。

投資信託|セゾン投信

 

2つのファンドから選べるセゾン

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとは

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、低コストに国際分散投資を行うファンドです。世界的な資産運用会社であるVanguard(バンガード)が運用する様々なインデックスファンドに投資しています。

Vanguardとは

Vanguard(バンガード)は、アメリカの投資会社であり、インデックス・ファンドの世界市場でNo.1のシェアを誇る、世界最大規模のファンドの一つです。

運用資産は5兆ドル(約570兆円)にもおよび、その高い運用の質と、低コスト(平均経費率0.11%)によって、金融の世界で高い評価を受けています。


 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、組入比率を債券と株式で50:50としており、このバランスがキープされるように運用されます。また、投資先も多岐に渡り、日本や欧米だけに限らず世界30以上の国や地域に投資しています。

出典:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信
https://www.saison-am.co.jp/fund/vanguard/

 

債券と株式に半々に投資し、低コストな運用をする分、パフォーマンスも堅実で、2008年中旬(リーマンショックの頃)以降、着実に右肩上がりな実績を見せています。

出典:運用状況・レポート|セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信
https://www.saison-am.co.jp/fund/vanguard/status.html

 

セゾン資産形成の達人ファンドとは

セゾン資産形成の達人ファンドは、世界の「株式」に分散投資するファンドです。先述のグローバルバランスファンドとは異なり、こちらは債券を組み込まずに、株式のみで運用されます。

 

「資産形成の達人ファンド」も、グローバルバランスファンドと同様に、複数のファンドに投資することで、間接的に市場に投資するファンド・オブ・ファンズの形式(スキーム)で運用されます。

組み込みファンドには、先ほどのVanguard(バンガード)のみならず、アライアンス・バーンスタイン、コムジェスト、ブラウン・ブラザーズ、スパークスなどの様々なファンドが含まれています。

出典:セゾン資産形成の達人ファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信
https://www.saison-am.co.jp/fund/master/

 

グローバルバランスファンドと比較すると、上下の動きが激しい(ボラティリティが高い)ですが、長期で見るとこちらの方がリターンも高くなっています。

出典:運用状況・レポート|セゾン資産形成の達人ファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信
https://www.saison-am.co.jp/fund/master/status.html

 

セゾン投信の特徴

ファンド・オブ・ファンズで分散投資

セゾン投信は、いずれのファンドも、ファンド・オブ・ファンズの形式です。つまり、セゾン1つに投資するだけで、複数のファンドに投資することができます。

さらに、ここに組み入れられているファンドが、日本、アメリカ、ヨーロッパ、新興国など、様々な地域に投資しており、また組み入れられている業種も多岐に渡ります。

出典:セゾン資産形成の達人ファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信
https://www.saison-am.co.jp/fund/master/

 

分散投資は、リスクマネジメントの超基本であり、最も効果的と考えらえる手段の一つです。その分散投資を、たった1つの投資信託を購入するだけで、これほどまでに実践できるのは、セゾン優れた特徴の一つでしょう。

 

長期的に確実なリターンが期待できる

業種・業界、地域の全ての面において分散投資を重視しているセゾン投信は、長期での資産形成に適しています。

分散投資によってリスクを小さくしているため、短期間で大きなリターンを得ることが難しいですが、反面長期間で見たときに確実なリターンが期待できます。

 

グローバルバランスファンド、資産形成の達人ファンドのいずれのグラフも、ほとんど右肩上がりと言ってよい成績を修めています。

市場の上げ下げに左右されず、長期で確実に運用するという、セゾンの運用理念が結果となって表れています。

 

少額からスタートできる

セゾンは、いずれのファンドも少額から始めることができるため、これから投資を始めたいという初心者の方も安心してスタートすることができます。

出典:セゾン資産形成の達人ファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信
https://www.saison-am.co.jp/fund/master/

いずれのファンドも、

  • 月々5,000円以上1,000円単位の定期積立
  • 10,000円以上のスポット購入

の2つのプランから選択することができ、生活の収支や、投資の目標金額に合わせて無理なく金額を設定することができます。

投資信託|セゾン投信

 

2つのセゾンを組み合わせて投資をスタートする

それぞれのセゾンの特徴をまとめると以下のようになります。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド セゾン資産形成の達人ファンド
メリット より確実で"安定したパフォーマンス"が期待できる(ボラティリティが小さい) グローバル以上の"高いリターン"が期待できる
デメリット 資産形成の達人にはリターン面で劣る 運用に動きがあるため、短期的には損をする可能性がある

もちろんこれら以外にも、2つのファンドに共通して

  • 低リスクで、長期的に確実な運用ができる
  • 少額(5,000円)から運用がスタートできる
  • 手数料が一般的な投資信託と比較して安い
  • NISA、つみたてNISAに対応している

などのメリットがあります。

 

このようにそれぞれ特徴とメリット・デメリットがあるセゾンは、どちらか一方に限ることなく、2つのセゾンを組み合わせてバランスを調整しながら運用することをオススメします。

グローバルバランスファンドだけではリターンが物足りないという人や、資産形成の達人だけでは運用に不安が残るという人は、両方のファンドを半分ずつ購入してみてもよいかもしれません。

ご自身の運用プランと合わせて、適切なバランスで運用しましょう。

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