本記事では、2019年に投資をはじめるに当たって2000万円程度の資金がある場合、どのような投資方法が良いかを考察していきます。

 

今回、特に有力な投資先となってくる、投資信託とヘッジファンドにフォーカスし、その投資魅力を説明したいと思います。

 

2000万円というと、年率が数パーセント変わるだけで数年後には大きな差になってきますので、じっくりと様々な選択肢を検討し、ベストな運用を実践したいものです。

 

2,000万円の運用において狙うべき利回りとは

まず、どの程度の利回りを狙って行くべきか、という点についてお話ししたいと思います。

私は、基本的に500万円以下の段階で運用を始める必要はないと思っています。

理由としては、100万円や200万円を数パーセントずつ増やしたところでほとんどインパクトがないからです。

 

手元の資金が数百万円程度であるならば、運用を考えるよりも前にまずは収入を増やす、貯蓄性向をあげる、ということを考えた方が良いでしょう。

 

さて、つぎにかなりまとまった額である5000万円以上の金額がある場合についてですが、このような場合は6~8%程度の利回りを目指すのが良いと思います。

6~8%程度の利回りであれば、かなりリスクを抑えた状態で安定して運用を実現することができます。

 

このあたりの話については以下の記事にまとめてありますので、ご覧頂ければと思います。

⇒ 参考:5,000万円を安定して6-8%程度で運用していくには?投資信託、ラップ口座、不動産、ヘッジファンドを考える。

 

さて、ここで1,000万円から2,000万円程度ではどうかというと、10%程度の利回りを狙って行くのが良いでしょう。

 

20%以上といった高い利回りは、長期間に渡って実現するのがかなり難しいのですが、10%程度であれば優れた投資先に集中させることで安定的に実現することが可能です。

 

今回は、長期に渡り年率10%程度を実現することを念頭に、各投資先を考察していきましょう。

 

投資信託

本サイトでも、投資信託については相当な数を考察しています。

投資信託と一言に言っても色々な種類がありますが、種類によって運用の適正は違います。

それぞれ見ていきましょう。

 

テーマ型投信

まずは、いま巷で流行っているテーマ型投信ですが、これは安定的な資産運用には向かないので絶対にやめた方が良いです。

 

テーマ型と呼ばれているのは、いわゆる流行っている業界に集中的に投資しているような投資信託のことで、最近では「AI投信」「ロボテック投信」「バイオテック投信」などがあります。

 

このようなテーマ型の投資信託に問題があるのは、これらが完全に投機的な商品であるうえ、歴史的にこういった流行りにのるテーマ型の投資信託はほとんど投資家に利益をもたらしていないからです。

 

このあたりの話については、『グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド』という投資信託を例に、如何に解説していますので一読頂ければと思います。

⇒ 参考:『グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド』は危険!プロの目線で、長期の資産運用に向かない理由を徹底解説!

 

全世界型の投資信託

次に全世界型の投資信託を考えます。

これは、全世界の株式や国債に分散投資をするようなタイプのものです。そこそこありな選択肢だとおもいます。

 

全世界に投資をする方法であれば、ものにもよりますが安定して一定のリターンを期待することができます。

 

おすすめは『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』ですので、詳しくは以下をご覧ください。

参考:右も左も分からない投資初心者は、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』をとりあえず買っておけ。

 

独立系の投資信託(ひふみ投信など)

つぎに独立系の投資信託ですが、こちらは、ものによっては可能性のある選択肢です。

まず、さわかみファンド、ありがとうファンド、鎌倉投信あたりのファンドについては手数料をこみで考えると長年にわたり市場平均をこえておらず選択肢にあがりません。

 

一方、ひふみ投信には可能性があります。

2018-2019年にかけて成績がスローダウンしましたが、やはり競争力のある企業へと投資をしていく方針は引き続き納得感があり、今後再浮上する可能性は大いにあると思います。

詳しくは以下を参考にしてみて下さい。

⇒ 参考:ひふみ投信は何がスゴイのか!3つのポイントと注意点はコレだ

 

プライベートファンド(ヘッジファンド)

次にプライベートファンド(ヘッジファンド)の選択肢です。

こちらは、通常、数百万円程度では投資ができない選択肢なのですが、2000万円程度の資金があれば多くのファンドにおいて投資できる可能性がでてきます。

 

一般的にはプライベートファンド、ヘッジファンドと呼ばれる少数精鋭の投資機関は1000万円程度から投資を受け付けていることが多いです。

 

プライベートファンド(ヘッジファンド)は、一般的な投資信託と違い、ファンドマネージャーとよばれる投資先の選定を行う責任者のレベルが高いです。

これは、まとまった金額を投入するにあたってはかなり魅力的なポイントです。

 

多くのプライベートファンドは、その成り立ちがいくつかの大口顧客を抱えた優秀なトレーダーであることがほとんどです。(多くは外資の金融機関の出身)

 

投資の世界は歴史的にも、多くのリテラシーの低い個人投資家が一部の能力あるプロ投資家や機関投資家に敗北してきました。

今後長期に渡り自らの資金を預け入れるのあれば、プロの投資を教授するというのはかなりおすすめできます。

 

プライベートファンド(ヘッジファンド)の魅力や投資方法については以下にまとめていますので、興味のあるかたはのぞいてみて下さい。

⇒ 参考:ヘッジファンドで運用するには?投資信託では物足りない人向けのワンランク上の投資手法

 

2,000万円を年率10%程度で運用する場合におすすめのポートフォリオ

最後に、おすすめのポートフォリオについて触れておきます。

2,000万円の元手で、年率10%程度を目指すのであれば、信頼できるプライベートファンド(ヘッジファンド)に1300万円残り700万円を全世界株式型の投資信託もしくはETF、といったバランスで保有すると良いでしょう。

 

プライベートファンド(ヘッジファンド)で8~15%程度の運用を狙い、全世界型の株式では5~8%程度の利回りを目指します。

 

ちなみにこの際、プライベートファンドの戦略に注意して下さい。

これが、全世界型、とくに海外の中でも米国や中国に偏重した投資を行っている場合、ポートフォリオ全体が全世界の株式の動向と強い相関を持ってしまいます。

 

メインで投資をして行く先が2つなのであれば、その2つはなるべく相関性の低い投資手法になっていることが望ましいです。

ただ、このあたりはプライベートファンドの担当者に相談すれば柔軟に回答をもらえることでしょう。

 

おわりに

今日は2,000万円を運用する際の投資先について、特に投資信託とプライベートファンド(ヘッジファンド)を掘り下げて考察していきました。

ぜひ参考にしてみてください。

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